清岡幸道個展-清岡幸道の輪郭-

清岡幸道個展,器

 

清岡 幸道 個展 -清岡幸道の輪郭-

2021年4月17日(土)~4月25日(日)
12:00-18:00
会期中無休
作家在廊予定&特別展示期間:17、18日

個展期間の17、18日は、特別展示期間となり予約制での営業となります。抽選にて60分毎、最大5名様をご案内予定。
特別な展示と鑑賞、作家との会話をお楽しみください。
※1,階段を利用した展示がございます。昇降が不安な方は事前にお知らせください。
※2,19日以降は、ご予約不要でご来店いただけます。

【来店予約の応募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございます。】
4月10日に応募いただいた方すべてにご予約確定についてのご連絡をお送りしております。ご連絡がない方は、お問合せ下さいませ。

 信楽で作陶する清岡幸道は、陶工時代に培った轆轤技術と釉薬の知識をもとに、端正な器形に流動的な釉薬を使った器を制作しています。今展において私たちは、清岡幸道の釉薬表現に眼を向け、そこから見える器の全体像と輪郭を捉えたいと強く感じました。

 釉薬とは、器の表面を覆うガラス質の膜で、耐水性を増し、器に多様な色彩や風合いを表現することができます。清岡氏は、流動的でうつろいやすい釉薬を巧みに使いこなすことによって、深い魅力を持つ器を作り出します。その表現は、私たちの記憶にある穏やかな情景や心奪われた瞬間の印象と結びつき、主観的なイメージをおぼろげに浮かびあがらせます。このイメージは、釉薬のように流動的であり、器が在る場所によっても変化する のでしょう。

 清岡氏の器は、手にする場所によって佇まいを異にします。広く見渡し一望すればその輪郭を捉えることができるかもしれません。この機会に卓上の外に在る清岡幸道の器を、ご覧頂ければ嬉しく思います。

 

清岡幸道個展

清岡幸道個展

清岡幸道個展

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